スコティッシュ フォールドの病気!なりやすい病気とは?

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スコティッシュ フォールド病気!なりやすい病気とは

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スコティッシュ フォールドは軟骨の病気や骨瘤になりやすいって本当!?

スコティッシュフォールドは骨の変形や、内臓の奇形など遺伝的な病気になりやすい品種です。

その原因は、人気のあの垂れ耳に隠れています。

 

実は耳が折れているのは奇形の一種で、スコティッシュはその遺伝子を持った品種なのです。

そのため体の他の部分にも異常が現れることがあります。

 

例えば、足や尻尾、鼻といった箇所の軟骨が変形又は増殖し、「こぶ」になりだしたら「遺伝性骨形成異常症」(骨瘤)を発症しています。

 

スコティッシュに多い 骨瘤「遺伝性骨形成異常症」ってどんな病気なの?

この病気になると、骨にできた「こぶ」が神経を圧迫し痛みを生じさせるため、走り回らなくなったり、高い所に登らない、ジャンプできないといった症状が現れます。

 

さらにひどくなると痛みから泣き叫び、歩けなくなってしまうこともあるのです。

 

 

遺伝性骨形成異常症は、生後3か月から2年目ごろまでの成長期に発症するケースが多いようです。

 

「スコ座り」をする原因は、この病気だったということもあるようですので、日頃から触ると嫌がる箇所はないか、骨の変形やこぶがないかなど気にしつつ、痛みがあるように思えたらすぐ病院に連れていきましょう。

スコティッシュ フォールドは心臓の病気にはならないの?

実は心臓病である「肥大型心筋症」も遺伝的な要因でスコティッシュに多く発症してしまいます。

 

心臓の病気「肥大型心筋症」とは一体どんな病気?

「肥大型心筋症」は、心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなるため十分に血液を送り出せなくなる病気です。

 

この病気の怖いところは肺水腫(肺に水が溜まる)、血栓症(血栓ができやすい)など別の病気を引き起こし、突然、激しい痛みや命の危険をもたらすことがあるということです。

 

発症年齢の平均は7.2歳と中年以降(特にオス)に発症することが多いのですが、早い場合は生後数か月ということもあり、どの年齢でも起こり得る病気と言えます。

 

初期段階では症状がないまま進行していき、中期でも”元気や食欲がない””食べても痩せる”といった目立たない症状しかありません。

 

突然、呼吸困難や血栓が詰まって後ろ足が動かなくなるなどの大きな症状が現れて初めて気付くということも多いようです。

 

肥大型心筋症の心臓以外の前兆と対処法は?

そうなった場合、一刻も早く治療する必要がありますので、重篤な症状が現れる前の兆候を覚えておきましょう。

 

前兆にはチアノーゼ(歯茎や舌が青紫になる)後ろ足の麻痺、お腹のふくれ(腹水)、苦しそうな呼吸(胸水)などがあります。

 

 

肥大型心筋症は完治させることが難しい病気です。

 

血栓を外科手術で取り除くことも可能ですが心臓への負担が大きすぎるため、薬で血栓を溶かしたり、強心剤や血管拡張剤の投与で心臓の働きを助ける方法が一般的になります。

スコティッシュ フォールドの特徴の耳やその他になりやすい病気ってあるの?

次に挙げる病気は、チャームポイントでもある大きな目のせいで起こりやすい「眼瞼内反症」です。

 

まぶたが眼球に向かって潜り込んでしまい、まつげが眼球を傷つけてしまう病気で、人間で言う「逆まつげ」のひどくなったようなものとイメージしてもらえればよいでしょう。

 

その影響で角膜炎や結膜炎になりやすくなり、涙が増えたり目やにが出たりするので、前足で目をこする、顔をこすりつけるといった行動が見られるようになってきます。

 

治療としては、軽度であればまつげを抜く、重度であれば外科手術でまぶたの下や、横の皮膚を切り取って縫い合わせて正常な状態に戻すという方法が一般的です。

 

 

その他、折れ耳に起こりやすい「外耳炎」

 

膀胱や尿道に結石ができ、尿が出にくくなる「尿結石」「腎臓疾患」なども、スコティッシュフォールドがかかりやすい病気として挙げられます。

 

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