大学野球vs高校野球 比較 情報&速報(結果)一覧
【高校野球 ナビ(High-school baseball NAVI)】
高校野球は「春のセンバツ」や「夏の甲子園」で毎年賑わい、これらは日本の風物詩になっています。
地元の高校が甲子園に出場する事が決まった時には、その地域の人々は一丸となって応援をし、甲子園ムード一色となります。
こんなふうに高校野球の特徴として、地域密着性がとても高い事があげられます。
両大会は主にNHKなどでテレビ放送もされます。
時間帯や試合の状況によっては、NHK総合とNHK Eテレでリレー放送を行う徹底ぶりです。
地方局のある地域では地区予選が放送されることもあります。
視聴率もプロ野球に劣らないほど高く、その人気ぶりが伺えます。
「春のセンバツ」
3月末から4月頭の初春に開催される大会で、正式名称は「選抜 高等学校 野球大会」といい、「春の甲子園」とも呼ばれています。
出場高校数は32校(記念大会では変動する可能性があります)で、下記のように決定されます。
- 秋季の地区大会などの成績を考慮し28校を選出する「一般選考」
- 「明治神宮枠」とし明治神宮野球大会で優勝した地区の一般選考枠を1つ増やす
- 特別選考の「21世紀枠」とし、困難を乗り越えたり、他の模範となる行動をした学校3校
優勝した高校には「紫紺旗」が授与されます。
このように、優勝旗に固有の名称が付いている事は多くなく、いかに世間から注目されている大会かが読み取れます。
「夏の甲子園」
毎年8月に行われる高校野球の最高峰の大会です。
正式名称は「全国 高等学校 野球選手権大会」といい、「選手権」と呼ばれる事もあります。
基本的には各都道府県の地区大会で優勝した1校ずつが夏の甲子園に出場するのですが、東京都は「西東京」と「東東京」から1校ずつ、北海道は「北北海道」と「南北海道」から1校ずつとし、合計で49校の出場となります。(記念大会では合計校数が増える可能性があります)
夏の甲子園は「国民的行事」と言われる事もある程に、多くの人から注目を集めます。
プロ野球界から熱いスカウトを受ける選手がいる年には、その人気ぶりが社会現象にまで発展します。
学生スポーツでは、最大の大会とされています。
夏の甲子園で、無念にも試合に負けてしまったチームの選手は「甲子園の土を持って帰る」という伝統が根付いています。
監督の指導により土を拾わないチームや、来年も再び出場する意味を込めて土を拾わない選手もいますが、
多くの出場選手の「甲子園の土への想い」は、高校時代の野球への熱い情熱により流した「汗と涙の結晶」に通じるものがあります。
高校野球の特別ルールについて
高校野球に限り制定されているルールを紹介します。
臨時代走
想定外の怪我や事故などの理由で、走者を交代した方が試合進行がスムーズだと判断される場合には、臨時で代走者を出場させることができます。
危険行為防止
守備側選手に対し落球を促すような体当たりは禁止されています。
危険行為が伴っていた場合には、守備側選手がボールを落としてしまっていても、アウト判定とされます。
抗議権について
プロ野球などでは一般的に抗議権は監督にのみ与えられていて、コーチや選手は抗議が認められていません。
高校野球の場合はその逆になり、監督には抗議権が与えられていなく、コーチや選手が抗議を行うことができます。
【高校野球 情報 一覧】
【高校野球 速報・結果・日程・中継情報 一覧】
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【大学野球 ナビ(college baseball NAVI)】
高校野球といえば「春のセンバツ」や「夏の甲子園」が有名で、多くの野球ファンで盛り上がっています。
またプロ野球はテレビやラジオで放送され、ニュースのスポーツコーナーでも大きく取り上げられています。
野球ファンならずとも、これらの人気ぶりを自然と知ることができます。
大学野球となるとどうでしょうか?
その存在すら知らない人も多く、高校野球やプロ野球と比べると話題にあがる回数も極端に少なくなってしまいます。
しかしながら、大学野球には多くの人を虜にしてしまうような魅力が隠されています。
そんなステキな一面を紹介しつつ、大学野球について説明していきます。
【全日本 大学野球 連盟】
日本の大学野球を統括する組織が「全日本 大学野球 連盟」です。
ただし、全日本大学野球連盟に直接帰属している大学はなく、各地域などでの野球連盟のみが登録されています。
全日本大学野球連盟に帰属の各野球連盟が開催する、「春季リーグ」の優勝チームを対象とした「全日本 大学野球 選手権大会」の開催・運営を行っています。
各リーグの規定は全日本大学野球連盟が決めているわけではなく、それぞれの連盟が決めています。
そのため詳細規定には若干のばらつきもあります。
大学野球では、高校までは使用可能とされていた「金属バット」が認められておらず、「木製バット」のみ使用可能です。
金属バットに比べて、木製バットはボールの飛距離が出にくく、ピッチャーの投球をバットの芯で捉える必要が出てきます。
バッティングに関してプロと同じ条件となり、高校野球と比べ技術が求められる状況となっています。
これも、大学野球の醍醐味であり、見どころとなっています。
各リーグについて
全日本大学野球連盟に帰属している野球連盟は、現在26連盟あります。
基本的には地域別で作られている連盟です。これらの各連盟が春季にリーグを開催し、優勝大学を決めていきます。
優勝大学はリーグの代表として「全日本 大学野球 選手権大会」へと出場する権利を得るのですが、この全日本野球選手権大会は他の競技でいうところの「インカレ」に相当します。出場者は一丸となり優勝を目指します。
東京六大学 野球連盟
全日本大学野球連盟に帰属する連盟の一つですが、他の連盟とは別格扱いされています。
連盟名のとおり、
- 早稲田大学
- 法政大学
- 明治大学
- 慶應義塾大学
- 立教大学
- 東京大学
の六大学から構成されています。
日本の大学野球のパイオニアであり、歴史もとても古いものとなります。
プロ野球の人気が出る以前には、野球といえば、この六大学の試合が連想された程に有名な存在でした。
野球のレベルもとても高く、しかしながら、プロ野球のように利潤を求めない姿勢が試合を見る人にはとての好印象に写ります。
こういった事は他連盟のリーグも同様なのですが、東京六大学野球連盟は、群を抜いて野球のレベルが高い事で格の違いを見せています。
また、応援席の盛り上がり方も他リーグに一線を画しています。
そして、ブラスバンドやチアガールのレベルの高さ、応援席全体の一体感、入場料の安さ、すべてプロ野球にはない温かみのあるものとなっています。
野球にまったく興味がない人でも、応援席の盛り上がり方に病みつきになり、大学野球観戦に繰り返し行く人が多いです。
全日本 大学野球 選手権大会
「全日本大学野球連盟」傘下の各連盟のリーグの優勝大学が参加をし、大学日本一を決める大会です。
野球での「インカレ」のようなもので、初夏の時期に開催されます。
高校野球やプロ野球と比べると人気はありませんが、「J SPORTS」などの有料放送では、ほぼすべての試合が放送されます。
前述のとおり、高校野球よりもハイレベルでありプロ野球よりも泥臭い、大学野球ならではの試合が楽しめます。
全日本大学野球選手権大会にてプロのスカウトを受け、プロ野球チームに入団する選手もいます。
将来を有望視されている選手を見たり、最近では「イケメン選手」を探すのも流行っているそうです。
【大学野球 情報 一覧】
【大学野球 連盟 公式サイト・情報 一覧】
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