トイプードル(プードル)の病気!遺伝的になりやすい病気と対処法!?

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トイプードル(プードル)病気!遺伝的なりやすい病気対処法!?

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トイプードル(プードル)が遺伝でなりやすい病気って?

プードル・トイプードルに遺伝による足の病気!

プードル全般において50%の確立で発症すると言われているのが「膝蓋骨脱臼」です。

この病気は、”膝がゆるい”とも表現され、先天的、後天的な原因で膝のお皿が頻繁にずれてしまいます。

 

軽いうちに手術を行うことで完治が可能ですが、初期の段階では「しばらく様子を見ましょう」と言われることがほとんどです。

 

その場合、症状が進行しないよう足の負担を減らすような対策をとりましょう。

「膝蓋骨脱臼」の予防対策

例えば、滑らないようフローリングには、コルクマットやじゅうたんを敷き、肉球にかかる足の裏の毛をカットします。

 

また、プードルはジャンプが大好きですが、足に負担をかけないよう散歩の時は段差を避け、高い所から飛び降りないようにした方が良いでしょう。

 

興奮した時に、ぴょんぴょん跳ねないようにしつけるのも対策の一つです。

 

プードル・トイプードルに吐く・下痢・痩せるような症状が見られる場合の病気!

吐く・下痢・痩せるといった症状が見られる場合、プードルやトイプードルにおいて遺伝的に発症しやすい「アジソン病」「クッシング症候群」という副腎皮質ホルモンに関係した病気の可能性があります。

 

アジソン病は副腎皮質ホルモンの分泌が低下する病気です。

 

4~7歳くらいのメスに(7~8割)発症することが多く、症状として食欲低下、元気がなくなる、嘔吐・下痢、体重減少、水を飲む量が増える、頻尿が見られます。

 

クッシング症候群は副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される病気です。

 

7~12歳の中年以上でオス・メスどちらにも発症します。

 

症状は、エサをたくさん食べるのに痩せる、水をたくさん飲む、頻尿、お腹がポッコリ膨れる、胴体部分が脱毛する、筋肉が萎縮しあまり動かなくなるなどといったものです。

 

「クッシング症候群」の原因と対処法

血液検査でクッシング症候群と診断されたら、次は治療のため病気の原因がどこにあるのかを調べます。

以下の3つの原因が考えられます。

  • 副腎に指令を出している脳の下垂体に腫瘍がある場合
  • 副腎自体に腫瘍がある場合
  • 長年ステロイドを使ってきた影響で症状があらわれている場合

 

90%は脳下垂体腫瘍が原因になっているという状況です。

 

脳は手術が難しい場所ですから、腫瘍が小さければ飲み薬でホルモンを抑えていきますが、腫瘍が大きければ放射線治療が用いられる事もあります。

 

 

一方、副腎に腫瘍がある場合は、まず手術が考慮され、難しいと判断されたら飲み薬が用いられるのが一般的です。

トイプードル(プードル)がその他にかかりやすい病気とは?

プードル・トイプードルに多い耳の病気!

次に、プードル・トイプードルに多い病気として「外耳炎」があります。

垂れ耳の犬では特に多い病気です。

 

耳の入り口から鼓膜までのいわゆる耳の穴で炎症が起こっている状態ですが、原因としては細菌・カビへの感染、耳ダニの寄生、アレルギー・アトピーなど別の病気から来る影響などが考えられます。

 

痛痒さから、後ろ足で耳をしきりに掻こうとしたり、頭を振ったり、耳を床にこすりつけるといった行動が見られるようになり、耳の中が臭くなるのも特徴です。

 

垂れ耳だと当然耳の中が蒸れやすくなりますが、それに加えてプードルは耳の穴の中にもしっかり毛が生えているので、さらに通気性が悪くなっています。

 

 

トリミングに出すと、通常は耳掃除の流れで耳の毛も抜いてくれるのですが、

耳の中の毛を抜くと皮膚を傷めてしまい、かえって外耳炎を起こすこともあるので注意が必要です!

 

耳の毛が多すぎるなら少し抜く、耳の中が赤く炎症を起こしていたら刺激を与えないよう、抜かないというように状態に応じて変えた方が良いのかもしれません。

 

また、耳の中が湿っていると菌やカビが増えやすくなりますのでよく乾かすようにして、寝ている時など時々ぺろっと耳をめくって換気してあげましょう。

もし耳の中に黒っぽい耳垢がたまっていて、その中に白い点が見えたらそれは耳ダニになります。

よく見ると、動いているはずですよ。

 

耳ダニが原因の場合は、他の犬にうつしてしまう可能性があるので、すぐに治療を始めましょう。

 

治療には耳の中の洗浄・ダニの駆除、点耳薬、必要に応じて内服薬が用いられます。

 

オスルニアという点耳薬であれば一週間に1回病院で点耳してもらえばよいので、家で点耳薬をつける必要がなく楽ちんですよ!

 

 

このように、プードル・トイプードルに非常に多い病気というものがありますので、これらは特に気にかけておいてあげて下さいね。

 

次のページでは

トイプードル(プードル)のしつけ・飼い方とカット[トリミング]を教えて!?について詳しく解説していきますよ!

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