ブリッジのやり方!子供でも簡単にできちゃうコツなんてあるの!?
ブリッジは、体操などで行うポーズの1つ。
ただ単に柔軟性向上だけではなく、全身の筋力向上にも繋がるため、大人だけでなく、子供たちにも是非、取り組んでもらいたいポーズになります。
そうは言っても、ブリッジは意外に難しいポーズだということをご存知ですか?
しかし、ご安心下さい!
ブリッジができるようになるためには、ちょっとしたコツを理解するだけで、子供だって簡単にできてしまうのです!
今回は、ブリッジをする上で、問題となりやすい点をご紹介すると同時に、ブリッジが簡単にできるコツをご紹介しましょう!
大人がブリッジできない原因とは!?
ブリッジができない原因は腕のつき方!?
まず、ブリッジができるようになるための「コツ」をお伝えする前に、ブリッジに取り組む中で起こりやすい問題点をご紹介します。
「ブリッジができない!」と言う人の中で、多く聞かれる問題点は、腕のつき方です。
ブリッジを上手くできるようになるためには、この腕のつき方が非常に重要なポイントと言えるでしょう。
腕のつき方を変えることで、一気にブリッジのしやすさがアップすること間違いなし!
それでは、どのような腕のつき方が良いのか?
その詳細に関しては、後ほど詳しく説明しますね!
ブリッジができるようになるには「慣れ」も必要!
次に、問題点としてあげられる点は慣れです。
どのような事に対する「慣れ」なのでしょうか?
ブリッジは、体全体を大きく反らせるポーズのため、頭が逆さまになります。
頭が逆さまになると、頭に血が上る感覚が現れることに加えて、前後左右の感覚がずれて、自分の体の位置関係がわからなくなる場合があるのです。
そのような状態になってしまうと、ブリッジの最中に体の位置関係を調整しようと思っても、思ったようにはできないかもしれません。
そのため、ブリッジを正しく行うには、ある程度、頭が逆さまになった状態に慣れておく必要があるのです!
それでは、どのように慣れさせると良いのでしょうか?
その詳しい方法についても、また後ほどお伝えしますね!
大人がブリッジできないのは「柔軟性」も原因の1つ
最後にご紹介する、ブリッジができない理由は柔軟性です。
先ほどもお伝えしましたが、ブリッジは体全体を大きく後方に反らせるため、安全に綺麗にブリッジをするためには「柔軟性」を獲得しておく必要があります!
ブリッジができるようになるために、特に柔軟性が必要な身体の部位は「背骨」です。
そのため、ブリッジをする前には、同部位をストレッチなどで十分にほぐしてから、ブリッジをしてみましょう!
安全にブリッジを行うためにも、ストレッチなどの準備運動は必ず行うようにしましょう!
もうできないとは言わせない!子供でもできるブリッジのコツ?
腕のつき方のコツを押さえよう!
ここからは、ブリッジができるようになるコツについてご紹介しますね!
まず、最初の問題点としてあげた「腕のつき方」についてです。
両手は遠くについてしまうと、ブリッジが綺麗なアーチを描かず、高さのないアーチになってしまいます。
そうなってしまうと、アーチが物理的に不安定な形となるので、余計な力を使うことになってしまうのです。
アーチは「綺麗な形が描けている=安定している」となり、それはつまり「無駄な力を使っていない」ということになります。
綺麗な形になるために、両手は、顔の横に置きましょう。
仰向けに寝て、ブリッジを始める時点で顔の横に腕をついておくと、そのまま身体を持ち上げるだけなので、ブリッジ姿勢をとってから修正の必要がなく、簡単にできます!
子供の場合、体の柔軟性には問題がない場合が多いため、腕の着く位置さえ修正すれば問題解決することが多いのです。
そのため、手の位置を意識してあげるだけでも、劇的に綺麗なブリッジに近づくかもしれませんよ!
頭に血が上る感覚に慣れるには「逆立ち」がオススメ!腕の力のトレーニングにも!
次に、頭に血が上る感覚が慣れない!
頭が逆さまになった時の前後感覚がわからなくなる!という方にオススメな克服方法をご紹介します。
その方法とは逆立ちです。
頭を逆さまにすることに慣れさせるためのトレーニングなので、ブリッジをひたすら続けても良いのですが、頭を逆さまにすることに慣れる以外にも、逆立ちには期待できる事があります。
それは、ブリッジでの腕の使い方で必要な腕の筋力をつけることができることです。
ブリッジができるようになるには、腕から肩にかけての筋肉で身体を支えることが必要になります。
そのため、腕・肩の力もある程度必要になります。
ブリッジでの腕の筋力の強化は、腕立て伏せのような形ではなく、できるだけブリッジに近い状態でトレーニングすることが望まれます!
その条件を満たすのが逆立ちなのです。
逆立ちでは、両腕をしっかり伸ばして、肩から先だけで身体を支える必要があります。
そういった逆立ちの特性も、ブリッジができるようになるためのトレーニングには最適です!
ブリッジのトレーニングとして逆立ちをする場合は、壁を使うのも良いでしょう。
目的は、綺麗に逆立ちをすることではありません。
身体を逆さまにした状態で、身体を支えること、頭を逆さまにすることに慣れることです。
最初は10秒程度から初めて、少しずつ時間を長くしていきましょう!
猫背で体が反りづらい時はストレッチから始めましょう!
最後にご紹介するのは、背骨の柔軟性に関する問題解消方法です。
子供の場合は、あまり問題になりませんが、大人では多くの人がこの背骨の問題に悩まされることでしょう!
背骨は日常生活を過ごす中で、様々なことが要因となり、硬くなっていきます。
ブリッジができるようになるためには、背骨は反る方向に柔軟性がなくてはいけません。
そのため、主に背骨を反る方向への「ストレッチ」が必要不可欠。
もともと猫背の人は、より重要になってきます。
背骨を反らせるストレッチは、座った姿勢や立った姿勢だと、腰を痛めてしまう可能性があるため、寝た状態での方法をご紹介しましょう!
まずは、両膝を曲げた長座をとります。
そして、クッションやバスタオルを何枚か丸めたものを、仰向けになった時に背中がつくであろう位置にセットしておきましょう。
持っているなら「ストレッチポール」を用いるとより良いでしょう。
また、少し高さのある台などを使用すると、そのままブリッジの練習になるので大変オススメです。
両手を頭の後ろで組み、ゆっくり後ろに倒れていきましょう。
すると、背中がタオルやクッションに当たるかと思います。
ここからが、背中のストレッチです。
両手の位置はそのままで、顎を引いた状態をキープしてゆっくり頭を床に近づけていきます。
この時に、背骨が反る方向にストレッチされてくるはずです。
猫背の方は、いきなり強くストレッチすると痛みがあるかもしれません。
そのため、少しずつ、時間をかけてストレッチしていってくださいね。
十分にストレッチができて、頭が床につくようになったら、タオル・クッションやストレッチポールの位置を変えて同じように行うことで、背骨の色々な部位をストレッチしてみましょう。
タオルやクッションで行なっている場合、自分のレベルに合わせて少しずつ高さを出してあげましょう。
そうすることで、良り深いストレッチが可能です。
背骨を十分にストレッチしたら、ブリッジに挑戦してみて下さいね。
ブリッジができないと悩むあなたが簡単にできるようになるコツのまとめ!
それでは、最後に今までご紹介した、ブリッジが簡単にできるようになるためのコツをまとめたいと思います。
まずは、手のつき方。
手のつき方は、顔の横につくのが、力が入りやすくて理想的です。
腕に力が入りやすいので、体が持ち上げやすくなります。
体が持ち上がったら、目線を床に向けるようにすることもアーチを綺麗にするためのコツですね。
次のポイントは、頭を逆さまにすることに慣れることです。
これは、ブリッジの練習の他に、逆立ちをすることが、腕の筋力トレーニングにもなるため、一石二鳥になるでしょう。
最後のポイントは背骨を予めストレッチして反りやすくしておくことです。
これらのコツを抑えて、ブリッジに取り組んでみて下さい。
今まで「難しい!」と思っていたブリッジが、意外に簡単だった!と思えるかもしれません。
これらのコツは、ブリッジがなかなかできない「子供」への指導にも良いでしょう。
コツをしっかり押さえて、子供も大人もブリッジに、是非ともチャレンジしてみて下さいね!