プランクで腹筋って割れる！？腹筋ローラーとどっちが効果あるの？
トレーニングをしている男性だけでなく、今や女性の間でも憧れる人が多い「割れた腹筋」
綺麗に「割れた腹筋」は、トレーニングをしている人にとって、いわば勲章のようなものです。
そのため、きっと「どのようなトレーニングをすると早く腹筋は割れるのか？」ということを考えたことがあるかもしれません。
腹筋トレーニングの代表と言えば「腹筋ローラー」です。
しかし、よく体幹トレーニングとして取り組まれている「プランク」では腹筋を割ることはできるのでしょうか？
今回は、プランクで腹筋は割ることができるのか？そして腹筋ローラーと比較してどちらが、腹筋を割るために効率の良いトレーニングなのか？
憧れの腹筋を手に入れるための、腹筋トレーニング情報をご紹介していきましょう！
プランクなどで腹筋が割れるために知っておくべきこと！
プランクで腹筋を鍛える前に脂肪を落とそう！
綺麗なシックスパックを手に入れるためには、ただ腹筋を鍛えるだけでは、不十分であることを把握していますか？
あなたが努力をして手に入れた美しい腹筋の披露を阻むもの、それは「脂肪」です。
どれだけ努力して腹筋を鍛え上げたとしても、筋肉は脂肪の奥に存在しています。
それゆえ、脂肪が厚ければ、当然鍛え上げられた腹筋を拝むことはできません。
そのため、トレーニングで鍛えた割れた腹筋を見えるようにする為には、お腹の脂肪を落とさなければいけないのです！
お腹の部分脂肪は、腹筋を鍛えるだけでは落ちません。
腹筋トレーニングをして、お腹が熱い感覚になるのは、腹筋が反応しているだけです。
お腹の脂肪を落とすためには、全身運動をして、代謝を上げる方法がおすすめとなります。
代謝をあげるためにも、大きな筋肉が多くある下半身のトレーニングや全身運動をすることが良い方法でしょう。
そのため、下半身の筋力を鍛えるスクワットや四股踏み、縄跳びなどの全身運動といったメニューがおすすめです。
腹筋が割れるためにはプランクのみでなく食事内容も大切！
脂肪を効率よく落としていく為には、食事管理を徹底することも大切です。
あなたの体は、あなたが口にしているもので作り上げられています。
耳が痛いかもしれませんが、脂肪がついてしまったのも、あなたが普段から口にしているものが原因です。
理想の体を手に入れるためには、食生活も見直しましょう。
脂肪を落とすためには、脂肪をエネルギーとして使用するための代謝が起こる必要があります。
代謝が起こるために必要な栄養素とは、一体、何なのでしょうか！？
細かいことを言ってしまうとキリがありませんので、日本人が不足しがちな代表的なものを挙げるとタンパク質です。
私たちの体の約３割は、タンパク質で作られています！
そのタンパク質を基盤として、様々な代謝が体内で生じているのです。
「タンパク質が不足している」ということは、代謝の反応を起こすための材料が足りないということになるので、「代謝が起こりにくい」ということになります。
タンパク質は、様々な食材から摂取することができますが、おすすめは赤身のお肉です。
牛肉などの赤身の肉には、筋肉の原料となるたんぱく質が豊富な上、脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ手助けをしてくれ、脂肪をエネルギーに変えるのに重要な役割を果たしている「L-カルニチン」も豊富に含まれています！
一般的には、お肉は悪者のように言われることがありますが、私たちの先祖は太古の昔、狩りをして生活していました。
日本人はお米でしょ！という声が聞こえてきそうですが、それはもっと時代が進んだ後の話。
この点を考慮すると、私たちにとって「お肉を食べること」というのは悪者でも何でもありません！
むしろ、現代において、脂肪の原因となりやすいのは、炭水化物などの「糖質」で、特に日本人は過剰摂取になっている人が多いのです。
赤身のお肉を食べることで効率よく、一度に多くのタンパク質を摂ることができます。
そのため、トレーニング中は、タンパク質をいつもより多く摂るように心がけ、日ごろから、炭水化物などの「糖質」の過剰摂取を見直しましょう！
さらに、発酵食品や発酵調味料を一緒に摂ると、お肉の摂り過ぎで懸念される腸内環境の悪化への対策となりますよ。
ここでは詳しく説明はしませんが、もちろん、ビタミンやミネラルなども忘れてはいけません！
これらが、お腹周りの脂肪を落とすための、大切な食生活のポイントです。
プランクや腹筋ローラーで体幹を鍛えて腹筋を割ろう！
プランクの腹筋への効果！プランクのみで腹筋は割れるの？
それでは、これらを踏まえた上で、トレーニングのお話しに戻りましょう。
まずは、体幹トレーニングとして広く一般的に用いられているプランクトレーニングについてです。
プランクは、体幹の筋肉全般を鍛えられるトレーニングとして知られています。
しかし、それは正しくトレーニングができている場合に限った話です。
特に、腹筋に関しては、正しくトレーニングできていないとほとんど効きません。
その場合、背筋ばかりがトレーニングされている可能性があります。
それでは、とてもではありませんが、立体感のあるシックスパックを叶えることはできません。
正しくトレーニングすることができていれば、かなり腹筋に負荷がかかるため、メリハリあるシックスパックを形成するのに最適なトレーニングとなります。
プランクでの腹筋の鍛え方の実際！
それでは、腹筋を割るためには、プランクトレーニングではどんなことに気をつけると良いのでしょうか？
プランクは、ヨガでは「一枚の板のポーズ」と言われています。
名前そのままが、ポイントです。
踵から頭の先まで一直線にすることが、腹筋に効かせるためには重要となります。
腹筋に効かせるためには、特に腰（腰椎）の部分の落ち込みに注意して下さい。
プランクの方法を紹介する画像の中には、腰の部分が落ち込み、反っているものが多くあります。
「腰が反ってしまっている」ということは、腹筋にしっかり効いていないということです。
その状態で、トレーニングを続けても効率が良いとは言えません。
また、「骨盤や背中が上がりすぎている」という事も、腹筋への効きが悪くなる原因です。
その場合は、一直線になるように下げて調整しましょう。
以上のような注意点を守って、体を一直線にしてプランクを30秒〜1分程度キープするだけでもかなりのトレーニングとなるはずです。
最長で2分程度くらいキープできるようになると、かなりのレベルと言えるでしょう。
レベルに合わせて、肘 ⇒ 手と付き方を変えてみて下さい。
手をついても余裕になったら、次は、手やつま先の下に不安定なものを置いた状態で取り組んでみましょう。
このように正しくプランクをすることで、腹筋が立体的に割れたシックスパックを作ることも十分に可能なので、ぜひ試してみて下さいね。
プランクや腹筋ローラーで腹筋は割れるの？
腹筋トレーニング用品の定番と言えば、腹筋ローラーですよね？
「両手でローラーを持って、体を前に倒して元に戻る」というシンプルな動きで腹筋を鍛えることができる優れものです。
レベルに合わせて、トレーニングすることも可能なトレーニング器具で、両膝をついて行うことで、負荷量を低減してトレーニングすることもできます。
そのため、男性女性問わずトレーニングをすることが可能なため、腹筋を割るためのトレーニングとしてはどんな人でも実施可能です。
もちろん、この腹筋ローラーでも、腹筋を割ることが可能ですが、プランクと同様「正しく」トレーニングする必要があります！
プランクのコツと似ている腹筋ローラーでの正しい腹筋の鍛え方
それでは、腹筋ローラーを使った腹筋トレーニングでは、どのような点に気をつけなければいけないのでしょうか？
腹筋ローラーでも、プランクと同様に背骨をフラットに保つことが重要なポイントとなります。
腹筋ローラーでのトレーニング中に背骨が反ってしまうと、上体を戻す時に腰に過度な負荷がかかってしまい、腰痛の原因となりかねません。
背骨が反りすぎにならないように、上体を倒す前に腹筋を効かせて背骨（特に腰の部分）を丸めてフラットにしましょう。
その姿勢を維持できる範囲で、上体を倒す角度を調整して下さい。
背骨をフラットにした状態を維持して、初めて、腹筋にしっかり効かせてトレーニングすることができます。
腹筋ローラーでトレーニングする際には、必ず「背骨をフラットにすること」を意識して取り組んでみて下さいね！
プランクと腹筋ローラーではどちらが腹筋が効果的に割れるの？
「プランクと腹筋ローラーでのトレーニングは、どちらも腹筋に効果的なことはわかったけど、一体どちらの方が腹筋が早く割れるの？」
ということが今回のテーマです。
結論から言いますと、筋力の弱い女性や初心者には、プランクトレーニングの方が腹筋が割れるまで鍛えるには絶対的におすすめでしょう！
その大きな理由は、プランクの方が「正確に取り組みやすいから」
腹筋ローラーもプランクも、背骨をフラットにして行わなければいけません。
姿勢を気にしてトレーニングを行う場合、動いている場合よりも、止まっている方がチェックしやすいですよね。
動きながら背骨のコントロールをするのは、なかなか難しいものです。
腹筋が効かないままトレーニングをすると、腕の力に頼ってしまうので、別のトレーニングになったり、他の関節に負担をかけてしまう恐れまであります。
トレーニングは正確に行ってこそ、正しい効果が得られるので、トレーニング効率を考慮するとプランクの方が良いでしょう。
プランクが正しい姿勢で出来るようになり、筋力がついてくれば、次のステップとして、腹筋ローラーに取り組むというのが理想となります。
腹筋ローラーは正しい姿勢で行わなかった場合は、効果が薄まったり、故障の原因に繋がるため、初心者や筋力の弱い女性がいきなりやるにはおすすめできませんが、ウェイトなしで腹筋をはじめ、上半身全体に大きな負荷をかけることが出来ますので、中上級者が腹筋を割るためのトレーニングとしてはイチ押しです。
さらに、腹筋ローラーは様々なバリエーションがあるため、上級者でもかんりの効果が得られます。
腹筋ローラーの女性や初心者から上級者向けまでの正しいやり方はこちらのページで紹介していますよ！
腹筋を割ることは、トレーニングをするに当たって、1つの目標としている人も多いかと思います。
できる限り早く腹筋を割るには、トレーニングの効率を追求することが必要になるでしょう。
プランク、または腹筋ローラーでのトレーニングをうまく組み合わせて少しでも早く憧れの割れた腹筋を手に入れましょう！
