スクワットはおしりに効く!?太もも&ヒップアップに効果的な方法!
モデルや女性芸能人が、その美貌を維持するために、SNSでスクワットなどおしりや全身のトレーニングをする動画を目にするようになってきましたよね!
一般の女性の間でも、ジムでスクワットやおしりのトレーニングをする人が増えてきています。
今までは「ジムでトレーニング」と言うと、男性のイメージが強かったのですが、最近では「できる女」のステータスの1つとなりつつあると言えるでしょう。
しかし、スクワットは、形だけ真似をしてもおしりに効くトレーニングにはなりません。
スクワットの形の先にある「意識」や「わずかな関節の角度の違い」がおしりや美脚に向けてのトレーニング効果を大きく左右します。
スクワットだけでなく、形だけを真似するトレーニングは怪我をする恐れもあり大変危険です。
今回は、おしりの引き上げや太ももの引き締めのトレーニングとして、一般的に多く行われる「スクワット」に焦点を当てて、
安全に行うための正しいスクワットのトレーニング方法、そして、よりおしりや太ももに効く方法をお伝えしましょう!
おしりや太ももに効くスクワット!ダイエットやヒップアップに効果的ってほんと!?
おしりのセルライトにも!?なぜスクワットはヒップアップに効くの!?
まず最初は、スクワットの「メリット」についてご紹介しましょう!
スクワットでは、主に、おしりや太ももの筋肉を鍛えることができます。
スクワットとは「しゃがみ込む」という意味なのですが、このしゃがみ込む、立つという過程の中で、おしりや太ももの筋肉を使用することになるのです。
おしりは、体の後面についている筋肉ですよね?
ということは、私たちが立っている状態では、体が前に倒れないように、腹筋などの体の前面の筋肉と共に、おしりを含む体の背面の筋肉も常に働いていることになります。
スクワットでは、その状態から重力方向に従ってしゃがみ込むのですが、おしりや太ももの筋肉によるコントロールなしでは「数十kgある体は急激に床に叩きつけられることになる」ということが想像できるでしょう!
気を失った人が、床に打ち付けられるのをイメージしてもらえれば分かるかと思います。
そのようになってしまうと、体に危険が及ぶため、筋肉による制御が働くのです!
スクワットでしゃがみ込んでいく時は、おしり付近の股関節や、膝関節などの脚の関節は曲がっていきます。
これらの関節が、スクワット時に急激に曲がらないようにコントロールするのが、おしりなどの体の背面の筋肉達です。
また、スクワットでしゃがみ込んだ姿勢から立ち上がる時には、脚の各関節は伸ばさなければいけません。
おしりなどの体の背面にある筋肉は、脚の関節を伸ばす方向に動かす仕組みにもなっているのでスクワットで立ち上がる時にももちろん働きます。
このように、スクワット中は、おしりの筋肉に常に効いていると言っても過言ではありません。
そのため、スクワットはおしりの筋肉を鍛えヒップアップにとても効くトレーニング方法なのです!
また、ダイエットにもスクワットは効果的なトレーニングと言えるでしょう。
その理由は、スクワットでおしりの筋肉を効かせることによって、皮下脂肪の蓄積が原因とされている「セルライト」の予防や除去が可能であるという点です。
このように、スクワットはおしりや太もも周りの「美容」において欠かせないトレーニングであるということが言えますね。
おしりだけじゃない!?太ももにも効くスクワット!
スクワットは、おしりに効くだけじゃありません。
先ほどお伝えした説明を引用すると、しゃがみ込む際に膝周りを安定させるために太ももの筋肉が収縮します。
そして、立ち上がる際は、重力に抗して体を持ち上げることになるので、膝を伸ばす役割を持つ前ももの筋肉にも効くのです!
このように、スクワットでは太ももも、おしりと同様に効くため、脚の引き締めにも力を発揮します。
また、トレーニングの仕方のバリエーションによっては、内腿も同時に効かすことが可能です!
スクワットは多方面の筋肉に効くため、おしりや太ももなど下半身全般の引き締めに最適なトレーニングでしょう!
おしりや太ももに効くスクワットの方法を伝授!
スクワットでダンベルやバーベルなどの重りをつけておしりや太ももへの負荷量をアップ!
ここからは、通常のスクワットの負荷量では物足りなくなった方や、効率よくおしりや太ももに効かせて、早く理想のボディを手に入れたい!という方の為の方法をお伝えしましょう。
スクワットなどで筋肉を早く鍛えるには、レベルにあった負荷量の設定でおしりや太ももなどの筋肉にしっかりと効くようにする事が重要です。
誤った負荷量の設定では、筋肉に効かずトレーニングになりません。
単純にスクワットの負荷量を増加させたければ、ダンベルやバーベルなどの重りでおしりや太ももに十分な負荷をかけることがおすすめです。
ダンベルやバーベルを使用する場合は、ジムで行うことになるのですが、それらを使わなくても、ある程度の重さがあり、両手で抱えることのできる大きさのものがあればスクワットするのには十分でしょう。
あまり大きすぎるものは、持つことに必死になってしまい、安全にスクワットを行う為のポイント(腰の反りすぎなど)を意識できない状態になる恐れがある為、大きさには配慮しましょう。
ダンベルやバーベルを使用する場合も、同様に「スクワットを安全に行う為のポイントを意識できるレベルの重さ」で設定をすることを心がけて下さい。
自重でできるおしりにしっかり効く踵を上げるスクワット!
ジムに通ったりするのは億劫で、どこでもスクワットをできるような自重でおしりに効く方法を知りたい!と言う方にオススメなのが踵を上げる方法です。
自重でスクワットをするのであれば、この方法がおしりや太ももの引き締めには最適なのではないかと思います。
この方法は、通常のスクワットを両足の踵を上げて行います。
スクワットで踵を上げることによって、股関節周りのおしりなどの筋肉に、より刺激が入りやすい状態になるのです!
スクワット中に踵を上げる高さは、足の裏が床に対して垂直になる程度まで上げてみて下さい。
足の指が硬い人は、スクワットにおいて垂直まで踵を上げることが難しいかもしれません。
その場合は、あらかじめ指をマッサージやストレッチをしておくと良いでしょう。
スクワットで踵をしっかり上げることができると、足の指のトレーニングにもなるので、膝や腰痛の予防や緩和にも良いんですよ!
そのため、踵を上げて行うスクワットは、おしりなどの美容だけでなく、障害予防としても良いトレーニングと言えるでしょう。
踵を上げて行うスクワットの場合は、フルスクワットだと、かなり難易度が高いのでハーフスクワットで行って下さい!
具体的には、膝の角度が90度になる程度まで腰を下ろします。
多くの場合、膝がつま先よりも内側に入りやすいので、その場合は膝を外側に開くように意識して下さい。
踵を上げて行うスクワットの回数は、1セット10回程度から開始すると良いでしょう!
このトレーニングは、おしりや太ももに加え、ふくらはぎや足裏など足全体への負荷量がかなり高いので、10回が厳しければ5回程度でも問題ありませんよ。
踵がしっかり上げられていることが、おしりや太ももの筋肉の付き方のバランスがよくなりますので、間違った方法で多くの回数のスクワットをやるよりも、正しい方法で少ない回数を行う方が良いでしょう!
おしりに効くのがよくわかる!意外と難しい「ゆっくり行うスクワット」
最後にご紹介するトレーニング方法は、おしりに効くのが意識できる、スクワット動作を「ゆっくり行う」という方法です。
このスクワットのトレーニング方法も、自重でできるため、ジムなどに通って行う必要はありません。
ゆっくりスクワットを行うことには、様々なメリットがあります。
その1つは、スクワットのトレーニング中に使っているおしりや太ももなどへの「筋肉を意識する」ことができるというもの。
素早くトレーニングを行うと、初心者の内はどの筋肉を使っているのかということを具体的に意識することが難しいでしょう!
筋肉に刺激を入れる場合、使っている筋肉を意識することで効率がグンと上がると解明されてきています。
スクワットのトレーニング効率を上げるために、おしりや太ももなど、どこの筋肉を使っているのかを意識してゆっくりとトレーニングを行いましょう!
ゆっくりスクワットなどのトレーニングを行うメリットのもう1つが「正しくトレーニングを行うことができる」という事です。
動きのあるトレーニングを早く行っていると、どうしても動きをごまかして行ってしまいます。
この動きの誤魔化しを「代償動作」や「トリックモーション」と言うのですが、代償動作が入りながらスクワットを行っても、おしりや太ももなどの筋肉に正しく刺激が入らない場合があるのです!
よくテレビで紹介されている運動を行っても、思ったような効果が現れない!という事がありますが、これがその原因。
その代償動作は、ゆっくり動く事で抑えることが可能となります。
ゆっくり動作を行うことで、代償動作に気を配りながら動くことができるため誤魔化しが効きません。
その結果、正しくトレーニングをすることができるため、効率よくトレーニングが可能となるのです!
通常のスクワットや、先ほどご紹介した踵を上げてのスクワットも、ゆっくり行うことでトレーニングの難易度が一気に上がります。
更に、正しい動きができるようになった上で、爆発力のあるスピードでトレーニングすることにより、一層の筋力アップが立証されています。
競技としての筋力を鍛えたいあなたは、このゆっくりの正確な動作ができるようになってから、反動を使わず「負荷」を高めたり「スピード」に爆発力を持たせる事で、実際にスポーツに使える筋肉が養われていく事でしょう!
今回は、一般的に下半身に対するトレーニングとして行われるスクワットの、特におしりや太ももに効く方法をご紹介しました。
スクワットは馴染み深いこともあり、気軽に取り組むことが可能である反面、正しく行えていな場合が多いのが現状です。
単純そうに見えるスクワットも、ポイントを抑えて正しく行うことでトレーニング効率がアップします。
今回、ご紹介した方法を参考に、おしりや太ももをスクワットでしっかり鍛えて理想の体を手に入れてくださいね!