寝ながらできる バストアップ 体操!産後や授乳後にも威力発揮!?
産後から授乳終了まで、女性のバストは瞬く間に変化します。
赤ちゃんに母乳を与える為に大きくなったバストは、授乳を終えると元のサイズまで戻ることはご存知でしょうか?
その時に、バストのトップラインが下がり「垂れて」しまうのです。
心当たりがある方、もしくは「これからそうなってしまうの?」と不安に思っている方もいるでしょう。
このページでは、産後・授乳後に何故バストが変化するのか、また、寝ながらでもできるバストアップの体操をご紹介していきますね。
いつまでも美しいフォルムをキープし、バストアップするためには何ができるのかを学んでいきましょう!
産後や授乳後にバストがしぼんで垂れるってホント!?その理由を徹底解明!
出産後大きくなったバストは、授乳終了後元の大きさに戻ってしまいます。
そもそも、何故バストは妊娠・授乳期に大きくなるのでしょうか?
また、バストはどうして元の状態に戻らず、垂れてしまうのかを解説していきます。
何故バストは大きくなるの?女性ホルモン「プロラクチン」の秘密!
妊娠期や産後にバストが大きくなるのは、プロラクチンという女性ホルモンが影響しています。
プロラクチンとは、脳下垂体前葉から分泌されるホルモンです。
プロラクチンが分泌されると、バストの中にある乳腺が発達し、母乳を作り出します。
それにより、バストは通常よりも大きく変化するのです。
特に、出産の2、3日後にバストの大きさがピークを迎え、人によっては2カップ以上大きくなる人も!
授乳から卒乳まで、徐々に乳腺脂肪が減り、元のサイズに戻っていきます。
このバストサイズの変化で、問題視される点は「張りが無くなる」「バストトップが下がって垂れる」「左右のサイズが違う」などなど。
美しいバストを保つには、それ相応の対策をする必要があるのです!
詳しくは、後程ご紹介していきますね。
バストに合わせて皮膚が伸びちゃう!?バストの皮膚に注目!
先ほども述べた通り、産後は、女性ホルモンが普段の何倍も分泌されます。
それによりバストが大きくなりますが、授乳後に母乳の生成が終了し、女性ホルモンの分泌量が通常に戻ると、バストのサイズも元に戻るのです。
この時に、皮膚もバストと一緒に元に戻ってくれれば良いのですが、そうはいきません。
大きくなったバストと同時に伸びきった皮膚は、そのままの状態になってしまうため、結果として胸が垂れさがってしまうのです。
よく重度の肥満の方が、急激な体重減少により皮が余ってしまい、たるむという現象が起きますよね。
これと同じことが、バストにも起こっていると考えて頂くと分かりやすいでしょう。
皮膚は再生能力がありますが、急激なサイズの変化には対応しきれない場合があるのです。
妊娠・授乳後に、バストが垂れてしまう原因のひとつと言えるでしょう。
一度伸びると戻らない!?バストを吊り上げるクーパー靭帯!
バストを丸く綺麗なフォルムに保っている組織を「クーパー靭帯」と言います。
クーパー靭帯は、コラーゲンを主体に作られている結合組織です。
バストの皮下にある皮下筋膜の浅葉と深葉の間に存在します。
また、クーパー靭帯は、一本の太い組織ではなく、網状でありバストの隙間を埋めるように位置しているのです。
網状になっているため、乳腺や脂肪を支え、バストを高い位置で維持することができます。
靭帯は筋肉と違い、収縮力が弱く、ある一定の長さを保つような特性を持っているのです。
その為、一度伸びたり切れてしまった場合は、再生しません。
妊娠によりバストが大きくなり、比例して重量も増えることで、クーパー靭帯がその重みに耐えられず伸びてしまいます。
バストが通常の大きさに戻った時に、クーパー靭帯は依然として伸びたままなので、結果として垂れてしまうのです。
美しいバストトップを維持するには、再生しないクーパー靭帯を守る必要があります。
例え伸びてしまったという方も、クーパー靭帯がこれ以上伸びないよう対策し、またクーパー靭帯の働きを補う部位を鍛えることが大切です。
寝ながらできる!?バストアップにおすすめ簡単体操!
出産・授乳後に、バストのトップラインが下がってしまう原因は「皮膚」と「クーパー靭帯」にありましたね。
クーパー靭帯の再生は不可能ですし、たるんだ皮膚の改善も非常に難しいのです。
そこで、バストアップ体操をすることで、バストの土台になり、引き上げることのできる筋肉を鍛えることをおすすめします!
バストアップに必要な筋肉について「バストアップのエクササイズ!お風呂で簡単に上向きバスト!?」
で詳しく解説しているので、興味のある方は確認してみて下さいね!
ここから、出産・授乳後で筋力が落ちている方も、簡単に行いやすいように「寝ながら」できる体操をご紹介します!
美しいバストをキープしたい方は、是非チャレンジしてみて下さい。
ベットの上で寝ながらとっても簡単!ペットボトルを使ったバストアップ体操!
ペットボトルを使って簡単にできる、バストアップ体操をご紹介します。
500mLの空ペットボトルを2本用意し、中に水を入れるだけで準備完了です。
水の量は、調節しながら決めましょう!
慣れてきたら徐々に量を増やしていくと良いですね。
おすすめ バストアップ体操①
①仰向けに寝転がる。
②ペットボトルを両手で一本ずつ掴む。
③腕は「大の字」のように大きく広げる。(足は肩幅程度でOKです。)
④ペットボトルを持ったまま腕を天に突き上げるように上げる。
⑤腕を伸ばした状態で、ペットボトル同士をくっつけ、バストの筋肉を収縮させるよう意識する。
⑥腕をゆっくり元の「大の字」の位置に戻す。
これらを15回繰り返す。
ペットボトルを突き上げる際は「半円を描くように腕を上げるのではなく、三角形の山を描く」ように持ち上げましょう。
円を描くように降ろしてしまうと、腕に大きく負荷をかけることになります。
ここで鍛えたいのは、バストの土台の筋肉である「大胸筋」!
胸の筋肉を使うように意識して、バストアップ体操を行って下さいね。
おすすめ バストアップ体操②
①仰向けに寝転がる。
②ペットボトルを両手で一本ずつ掴む。
③足は肩幅程度に開き、腕を天に突き上げる。
④腕立て伏せをするように、肘を曲げ、ペットボトルをバストに近づける。
⑤再び、③の位置まで腕をまっすぐ上げる。
これらを15回繰り返す。
腕立て伏せができないという方におすすめなバストアップ体操です。
出産・授乳後の筋力が戻っていない場合にも気軽に挑戦することができます。
ペットボトルでは楽々過ぎるという人は、ダンベルの購入を検討した方が良さそうです。
バストの土台となる筋肉をきっちりと成長させるには、筋力アップに伴って、負荷をアップさせる必要があります。
筋力アップの度に、いくつも買い足すことを考えたら、重量を調整できるタイプのダンベルがおすすめですよ!
最近は、ダイヤルだけで重量調整ができるタイプのダンベルも安くなってきました^^
寝る前におすすめのバストアップ体操!産後や授乳で凝り固まった筋肉をほぐそう!
体をほぐしてから睡眠につくことで、血流やリンパの流れが改善されるので「睡眠の質」が良くなり自律神経が整います。
しっかり眠ることができると、ストレス解消にもなりますよね。
ストレスも自律神経を乱す原因のひとつですので、良い睡眠をすることが大切です。
自律神経が整うと、ホルモンバランスが安定し女性ホルモンの分泌が活発化されます。
更に、血流やリンパは、バストアップに必要な栄養やホルモンを運ぶ働きもあるのです。
寝る前には、是非試してみて下さいね!
①手のひらを合わせ腕を伸ばしたまま、横向きに寝転がる。
②両足は閉じたまま、90度程曲げる。
②上半身を捻じる様に顔は天井を向け、両手を大きく広げる。
これらを左右10回繰り返す。
上半身をしっかり伸ばし、凝り固まったバストの筋肉をほぐすイメージで行いましょう。
バストアップだけじゃない?!体操の他「ブリッジ」で美ボディをゲット!
子供の頃に体育でしていた「ブリッジ」の効果は多岐に渡り、非常におすすめ!
バストアップするだけでなく、肩こり、ヒップ・ウエストの引き締め、美脚効果など、美を追求する女性には嬉しい効果ばかりなのです。
ブリッジをすると、肩回りの血流やリンパの流れを促進します。
また、肩甲骨を動かすことで、凝り固まったバストが広がり、引き上げることもできるのでバストアップ効果があるのです。
更に、他の部位は引き締まるので、対比してバストが大きく見えるようになります。
①仰向けに寝転がる。(心配な方は丸めた布団を腰の下に入れる)
②肩の上に手の平を逆手でついて、足を曲げて体を浮かせる。
③無理せず上がるところまで体を持ち上げて5秒キープ。
これらを繰り返し5回行う。
ブリッジが、できるかどうか心配な方は、丸めた布団を腰の下に入れると負担が減り、行いやすくなります。
挑戦する際は、頭で体重を支えてしまうと、首を痛める可能性があるので注意して下さいね!
バストアップ体操でいつまでも綺麗なバストをキープ!魅力的な女性になろう!
丸く綺麗な上向きバストは、女性から見てもとっても魅力的ですよね。
それはもちろん、赤ちゃんを産み「母親」になっても変わりません。
出産・授乳を経てバストはめまぐるしく変化しますが、バストアップ体操やナイトブラの着用などきちんと対処することで美しいバストを維持することができます。
バストの垂れが気になる方はもちろん、妊娠前の方もバストアップ目的や、垂れ防止のためにチャレンジしてみてはいかがですか?
メリハリのある美ボディを目指して頑張りましょうね!